先日、夫と今後のことを話した。
こんなこと(休職)になってから、夫はずっと、選択肢を私にゆだねてくれていて、本当に腹の座った人だと思う。
やさしい、というのではなく、これは私の人生なのだから私が決めていいと言ってくれる。
私もそう思っている。けれど、今度の生活のためにどうしても彼の意見を聞きたくて、先日少しそのことについて少ししつこく、深く話をしてみた。
○○の人生なのだから、○○が決めるべきことで、自分は口を出す資格はない。でも、あまり長く休むのはいいとは思えない、今は大切な時期だから、という彼らしい意見を聞く。
また、以前もしたことのある、パートナーとの関係性についての話もした。
私たちはおそらく、思っている以上に、「個人であること」を尊重している。自分に対しても、お互いに対しても。一緒に暮らすようになって、私にはその気持ちが薄れていた、と気が付いて、反省した。恋人同士のころは、その感覚はとても強かった、と思い出した。お互いが独立していた感覚。
薄れた原因は、一緒に暮らしたこと、というより、私の中で、ここ数年、彼や彼との生活以上に手をかけた、大切なものが育たなかったから、という事実で、それに静かに、打ちのめされる。
たぶん、一度方向転換するべきなのだ。
なにを捨てて、どんな犠牲を払って、何を手に入れて生きていくのか。ちゃんと考えよう、と改めて思った数日でした。
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